Q1. どうして肩が凝るのですか?
A1. 肩単独で凝ることは稀です。
 首→肩→腕。
 首→背中→腰。
と神経が繋がっているので、下記の経過で肩こりになる方がほとんどです。

(1) 首の自律神経の靭帯を痛める。→肩
(2) 腕の筋の靭帯を痛める。→肩
                  →肩甲骨→背中→肩
(3) 内臓疾患。→(経絡)→肩
  (疾患がある方の肩が凝ります。例えば心臓は左肩、肝臓は右肩等。)
Q1'. 先生がおっしゃっている、腕・首共に大丈夫です。
肩だけ辛いのですが...
A1'. 触診すると、確かに首は問題ありません。
ところが腕の筋の靭帯が硬直して深部に沈んでいるため、その影響を受けて肩こりになったと思われます。
腕は筋力がある程度あるため、自覚するのが遅くなるようで、五十肩、神経痛、肘痛、腱鞘炎等、ハードな症状が出て初めて気づく方がほとんどです。

<施療> 腕から施療して、筋の靭帯を確認するため触っただけで「凄いですねー」とおっしゃる位、腕の状態を自覚されたようです。
施療後、「自分の腕じゃないみたいに軽くなりました」とのこと。
その後、肩の施療。

Q2. マッサージに行ったら、肩甲骨が変形しているから整形外科に行くように言われたのですが。
A2. 筋の靭帯が凝り、経過が長いと筋の靭帯が軟骨化し、骨と密着して固まったようです。
プロの方も間違う位、骨化している方が多くいます。

<施療> 骨と密着して固まっている筋の靭帯を施療していたら、まるで骨が動いたように感じられたようです。施療前に確認していただいていた骨が変形しているような状態が、施療後認められなくて、骨の変形ではなかったと確認できて安心された。

Q3. 脳梗塞を起こして、体調が悪いので担当医に話したら、治療経過は問題ないので施療を受けるように言われた。
A3. 触診したところ、肩の筋肉が岩盤のようになっています。耳の下には頚動脈、頚静脈が通って、脳へ流れています。また、首→肩へ血圧に影響する自律神経が通っているため、それぞれの靭帯が硬直するとその傍の血管も圧迫されます。

施療師ひとり言 脳梗塞を起こしたからこの様な首、肩の凝りになるのでしょうか?
私はそうは思いません。以前から首、肩こりがあったようで、そういう状態があるから病気レベルに移行したのだと思います。

Q4. 腰痛で辛いのですが。
A4. 触診したところ、肩→胸椎脇の棒状硬筋→腰椎脇の棒状硬筋へと筋の靭帯が軟骨のように硬くなっています。
靭帯の中の体液ホルモンは、上から下へ流れますので、肩周辺で体液ホルモンの流れがブロックされたため、背中→腰と靭帯が硬直して、神経が圧迫されて腰痛になったのです。
ここで良くしないと、今後は足にまで影響が出ます。
Q4'. 肩は、以前辛かったのですが、今は大丈夫です。
A4'. 肩の神経が、長い間の圧迫でマヒしています。
お話した通り、体液ホルモンは上から下へと流れるので、上からの循環を良くしないと、腰だけ施療しても元の木阿弥になります。

<施療> 肩を施療中に段々痛みが出てきて、治ったと思っていたのにマヒしていたことを実感される。

たかが肩こり、されど肩こりと言われる理由がお解かり頂けたと思います。
肩こり如くと悔らず、是非このきっかけを生かして肩こりから開放されませんか?